MWM FUKUOKA  (WMT WATCHES ONLINE STORE)

2023/10/18 06:57


またまた、WMTからマニアックなカスタマイズが登場です。

先日、GP1のブラウンをご紹介差し上げた際に
幻と呼ばれるプロトタイプからのインスパイアとお伝え差し上げました。

この度のバラクーダ・ミルスペックも同様にプロトタイプからのインスパイアと
本国からアナウンスはされておりましたが、どんなモデルのプロトタイプか
皆目検討がつきにくいモデルです。





実は、当店とのダブルネームのバラクーダ:MIL-PXと関係があります。
MIL-PXは、1960年代の民間用ミリタリー ウォッチを参考に再デザインを起こしました

この民間用ミリタリーウォッチにも、プロトタイプが存在していたと言う
ソースと画像が僅かですが、検索しますと確認出来ます
ただ、フォーラム上のたった1枚の画像故に
真偽に関しては物議を醸し出しております







そのプロトタイプ?とされる個体は
夜光を持たない枠だけのインデックスのダイアル(シルバーでムラがあります)
6時位置のミリタリーモデルのペットネームの上には
サークルのTマークがデザインされております






その個体には、クリーム色の夜光のベンツ針がセットされておりますが
僕でも違和感を感じますし、フォーラム上でもオリジナルではないだろうとディスカッションされております。
他にも当時のオリジナルプロトタイプと呼ばれる存在を探しましたが
我々の検索力では、別の個体を見つけるには至りませんでした。

確かに、オリジナルの民間用ミリタリーウォッチはストレートハンズですので
その個体のハンズはオリジナルではないかもしれませんし
ダイアルもリダンかどうかも分かりません。




そして、その個体には
光沢のあるレザーの迷彩柄のストラップが換装されておりました。


当店もそうですが、カスタマイズを構想する際に
単純にオマージュとしてヴィンテージを復刻すると言う事はございません。

寧ろ、謎多いヴィンテージの個体の背景や真偽など調べていく過程で
単純に格好良い個体が、現在に蘇れば嬉しいなぁと言う浪漫を常に追い求めております。




このバラクーダも、そう言ったWMTのイマジネーションが詰まったカスタマイズと僕は考えます。






そして、2ndマガジン7月号の1ページを飾った記念のモデルでもございます



レザーストラップより、ブレスレットの方がお好みのお客様には
現在、単体のバラクーダ用のブレスの在庫もございます




MWM FUKUOKA

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