2022/10/06 11:34
構想・デザイン入稿より5ヶ月も経ってしまいましたが
やっとお披露目させて頂く事が出来ました。
ファースト・ドロップのブラック、セカンドのネイビー共に
グロッシーダイアルのノンエイジド仕様でした
ファースト・ドロップから本国に猛プッシュして、ダブルネームカスタマイズに辿り着ける事ができましたが
中国のコロナウィルスによるロックダウン・香港の深刻なコロナの感染状況により
春節明けの予定でしたが、随分と遅れてしまいました。
機械式と、クォーツの垣根は、やはりかなり大きく
雑食の当店オーナーは、ステップ運針もあまり気にしないタイプですが
そこにはやはり大きな隔たりがあるのは否めません。
そして、日差や手巻きのアクションが機械式腕時計の最大の魅力であるとも思います。
3針モデルは、汎用ムーブメントが多く流通しており
多彩で値ごろな機械式時計をローンチする事が可能です
然し乍ら、クロノグラフムーブメントとはその機構故に汎用ムーブメント自体が難しく
セイコー・インスツルのモンタナ搭載のNE88も、グレードが高いムーブメントです。
中国製のクローンムーブを採用しているオマージュブランドも多く存在しておりますが
WMTは、日本製ムーブメントに拘っておりサイトのプロフィールにも記しております。
現代の技術は目まぐるしく、近年機械式の様に運針するスウィープセコンドのムーブメントが、国内のブランドから発表されております
大きな垣根のひとつ・ステップ運針が、現代の最新の技術により埋まったのです。
値ごろかつ、軽量で薄いクォーツムーブメントは、時計のデザインの可能性を大きく広げます。
WMTもGrummanからスタートして、イギリス軍ミリタリーのRAFやヨッティングタイマーのFF-1など
様々のヴィンテージクロノグラフにフューチャーして限定カスタマイズを発表しておりました。
クォーツと言う大きな垣根はあるものの、そのクォーツである事を忘れさせる程の
カスタマイズをデザインしたいと言う意思の下、この度ダブルネームモデルをローンチ致します
GP1に関しましては、過去ログにも記しておりますので
ここでは、拘ったポイントをご紹介させて頂きます
先ずは、このアップライトインデックを備えたダイアルをマットブラックにする事でした。
この画像では分かり辛いですが、インダイアルのレコード溝も非常に良い質感です。
SSベゼルがポリッシュなので、使い込み光沢が抑えられ始めた時に
ダイアルとのコンビネーションが非常にヴィンテージ感を齎せてくれるでしょう
GP1に関して、1960年代のクロノグラフにモデル名が入る過渡期の要素を
上手くミックスさせたディテールとデザインと、オーナーは考えており
その当時に見られるマニアックな部分に焦点あてデザイン致しました。
当時、ダイアルの夜光塗料は危険物質のラジウムからトリチウムに移行します
一説で、その過程でトリチウムが採用された証としたのマーキングがアンダーバーと言われております
WMTはルミノヴァとなっておりますが、そのディテールに魅力を感じアンダーバーをデザイン致しました
そして、この当時に何故か見られる2重の生産国表記。
様々な憶測が飛び交うものの、ヴィンテージの個体自体非常に高額で
複数の個体を扱いながら、その違いを読み解く事は現代ではほぼ不可能です。
このディテールも非常に魅力的で、ダブルネームのロゴはここにダブルで配置したのです。
そして、オールノンエイジドのカスタマイズのGP1ですが
マットダイアルに合わせて、特別にハンズのみエイジド加工を施したのです
初めてのクロノグラフのカスタムダイアルで苦労はありましたが、素晴らしいカスタマイズが完成致しました。
そして、このストラップとの組み合わせ強く意識しておりました。
こちらは、当店が国内大手腕時計ベルトメーカーに別注を掛けたLong BUND Strapです
現在完売しておりますが、分納がGW明けに再入荷の予定です
この組み合わせで、是非ポール・ニューマンの気分を味わって頂きたいです
今回のダブルネーム、初のクロノグラフと言う事もあり
これまでローンチ致しましたダブネームより、限定数がかなり少なめです。
ご共感頂けると、非常に嬉しく存じます
今回のローンチも、アーリー・バード特別価格を設定させて頂きます
特別価格は、販売スタート時に反映致します
是非、お見逃しなく
MWM FUKUOKA
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（スクリーンショットも同様です）
