MWM FUKUOKA  (WMT WATCHES ONLINE STORE)

2024/02/19 12:56




先日ご紹介差し上げたRM1950 Emberダイアルの続き
本国より新たな限定モデルが発表となりました。

Emberダイアルとは、全く趣が違いますが
今回もマニアのハートをギュッと掴むカスタマイズとなっております

当店にも若干量入荷しましたので、そのカスタマイズについてご紹介差し上げたいと思います









そのモデルとなりましたのは、イギリス空軍のクロノグラフ 。
30年ほど前は、まだオリジナルの個体をショップで手に取る事も出来ましたが
今現在では恐ろしいほどの高騰となり、各国のコレクターが手放さないので
市場に出回っている個体も、かなり流通が少ないです

当店オーナーも昔オリジナルを所有しておりました
先日、当時の先輩も同じモデルをお持ちでメンテナンスの相談を受けたそうです
工房に問合せ致しますと、やはり高額な上にかなりリスクが大きかった様です
やはり、ヴィンテージを所有する上でのリスクが大きいのは否めません。









そんな折、本国から発表されたミリタリークロノグラフ 
イギリス軍軍用時計に見られるCラインのケースは、ここに見事に再現され
ケースの形状に添う様に施されたヘアラインは見事なまでです。








細かいポイントですが、このリューズとプッシュピース
ポリッシュかつ滑り止めになったリューズ
ちょっとしたポイントなのですが、この拘りの再現は嬉しい限りでございます











そして、このハンズ
ホワイトのペンシルハンズに、トリチウムの焼けた様なカラー。
言われるまで、気付かないクォリティです








ハンズも、時針短針のみならずクロノグラフ の積算計に至るまでのエイジド加工
そして、バランスの取れたエイジド加工が施され
幾多のフライトを経てきたかの様な個体に昇華しております。





このRAF用に用意された、キャンバスのストラップも
このモデルのオーラに一役かっております



















この雰囲気でありながら、税込み5万円台と言うコストパフォーマンスを成し得たのは
グラマン同様にVK64ムーブメントのお陰でもあります。
(VK64に関しましては、グラマンの紹介記事をご参照下さいませ)

仮に現行の時計とは言え、機械式クロノグラフになりますと
そのメンテナンス費用も決してお安いものではありません
VK64メカクォーツの存在があったこそ、現代にヴィンテージミリタリークロノグラフとして
蘇る事が出来たと言っても、過言でないかもしれません


こんなに素晴らしいモデルの登場なのですが、今回も入荷数は若干量です。
是非チェックしてみて下さい



MWM FUKUOKA